#04:好奇心の矛先は、ビジネス・起業へ。学生団体で学んだ事

No.02 好奇心に従って生きる。ヤフー天才エンジニアの次の挑戦

元ヤフーエンジニア起業家、東山さんのインタビュー#04です!
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ビジネスの勉強のためにTRIGGER運営団体に参画

– ビジネスの勉強はどうやって始めたんですか?

前回少し登場した、TRIGGERというビジネスコンテストの運営に参加する事でビジネスの勉強をしました。
詳しく触れる前に、簡単にTRIGGERについて説明しておきますね。

TRIGGERとは、スプリングウォーターというNPO法人が主催しており、学生が運営メンバーを務める、学生向けのビジネスコンテストです。
学生がビジネスプランを作り、それを投資家の前でプレゼンして、筋の良いプランに投資するイベントのようなものです。

”プランナーサポート”という役割の運営メンバーが、コンテストに出場する学生のビジネスプラン作成を手伝います。

毎年2~3月までに学生の運営メンバーを集め、4月にキックオフ、準備を重ねて11月に本番、それが終わったら運営メンバーは解散するというプロジェクト型の団体でした。

TRIGGERは当時、東京が中心で、関西には僕の代から進出予定であり、その運営メンバーの募集がサイト上に掲載されていたんです。
去年見に行ってコンテスト自体が面白かったし、運営側も面白そうだなという好奇心と、ビジネスの勉強できそうだなと思って応募しました。

無事に採用され、3年生の4月からTRIGGERの運営として働き始めます。

東山さんと佐久間さん
東山侑真|Yuma Higashiyama(写真左)。2015年に大阪大学大学院情報科学研究科を修了し、アライドアーキテクツ入社。2017年2月にヤフーに転職、飲食店予約サービスのデータ分析等を担当し、同社トップクラスのスピードで昇進。ヤフー同僚の佐久間氏(写真右)と共に、2018年8月に同社を退職、フリージア株式会社を創業。

– そうだったんですね。TRIGGERではどのような活動を?

TRIGGERの関西進出は初めての事だったので、まずは営業が中心でした。

ビジネスコンテストで使う会場を確保するのに数百万円かかるので、協賛の企業を営業で獲得して、その費用をまかなう必要があったんです。

TRIGGERは起業を志す、意識の高い学生が集っていたので、それをウリに企業に営業しました。
優秀で意識の高い学生にたくさんアプローチできますよって営業資料を作って、企業を訪問しました。

頑張って営業したんですが、僕はからっきしダメで。
流石に”意識高い学生集まるイベントですってだけでお金出してもらうのは無理やろ!”って思ってました。笑

それでもすごいメンバーなんかはバンバン協賛企業獲得するんですよ。
衝撃でしたね。これは。

この営業はいい経験になりました。
営業やってみて、”サービスの良さをきちんと伝える事”がいかに重要かよくわかったんです。

ハンドメイドオークションのサービス作ったときもそうだったんですが、僕は自分がやりたい事、作りたい事に熱中しちゃうタイプで、”その良さをいかに他人に伝えるか”の視点が足りなかったんです。
その事に気づきました。

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マーケティングに目覚めるも…草の根活動で挽回

– いわゆるマーケティグ的な視点ですね。

当時、TRIGGERには、僕が最初いた営業局、プランナーの学生を支援するPS局、そして僕が局長になった広報局があったんです。

僕の好奇心は、マーケティングに向かっていたので、その役割ができる広報に異動し、局長になりました。
いきなり局長になったのは、他に人がいなかったからですが。笑

そして、元々Webサービスを作ることが出来たので、マーケティング用に、公式サイトや申込みフォームを作りました。
また、京都大学の先生に協力してもらいながら、ビジネスプランの作り方をまとめて配信したりもしました。

8月から学生のビジネスアイデアの募集が開始するので、それまでに認知を広げ、プランナーを集めるために、こういったマーケティング活動を7~8月に集中して行いました。

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― 成果はいかがでしたか?

それが全っ然だめで!笑

関西からは全然学生のエントリーがなかったんです。
東京ではちゃんと集まってるのに。

TRIGGERは関西初上陸であり、今後も関西を対象にするかは、今回の成果に懸っていた事もあり、焦りました。

Webだけだと集まりそうになかったので、チラシ配りやポスターの掲載といった草の根運動に乗り出しました。
ビジコンに興味がある学生は、ビジコンで捕まえようという事で、他のビジコン会場に足を運んで草の根運動に根気強く取り組みました。

また、関西のビジコン運営団体と連合を作り、プランナー支援の学生を融通し合ったりするネットワークを構築しました。
広報は僕一人だったので、関西局長と二人で他の団体に営業をかけました。

こういった草の根運動の甲斐もあり、大きな会場を借りれる資金が集まり、関西からもプランナーの学生がきちんと集まりました。

関西でも十分にプランナーの学生を集めたので、うまくいくと確信しました。

ただ、最後に少しまた問題が発生して。
というのも、TRIGGERの開催場所が東京だったので、プランナーの学生はいいとしても、関西からのオーディエンスを集める事が難しかったんです。

今後関西でもこのイベントを存続させるためには、関西からもオーディエンスを集める必要があります。

そこで、これはジャストアイデアだったんですが、東京行きの50名乗れるバスをチャーターしたんです。
時間がなかったので、各メンバーの声掛けでなんとかオーディエンスを集め、最終的に40名位をチャーターしたバスで東京に送り込みました。

僕が1年前にTRIGGERを見に東京に行った時は、関西から来ていたのが10人もいなかったはずなので、それよりはだいぶ増やしたと思います。

– 結果的にうまく行ったんですね!

そうですね。
運営メンバーも最後は東京で、盛大に打ち上げをしました。

僕はこういう仲間内でワイワイやるのが大好きだったのと、成功した事が嬉しくて飲みすぎてしまって。。。笑
あまり覚えていないんですが、翌日、目が覚めたら先輩(男)と二人で東京のラブホテルにいました。笑

仲間達との成功体験は嬉しかったですね。

この時TRIGGERで生まれた縁が、次の僕の活動の中心になります。


#00:好奇心を追い求める人生を貫く。元ヤフートップエンジニアの次のステージ
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#04:好奇心の矛先は、ビジネス・起業へ。学生団体で学んだ事
#05:仲間とともにビジネスをつくる。失敗も糧にする
#06:一年越しのSNS成功を機に、学問の道へ
#07:将来を見据えつつ、今やりたい事を両立する魔法の判断軸
#08:心の声を信じて好奇心を、貫く