氷山を登る人

1浪3留の逆転就活|外資系コンサルティングファームに内定をもらった訳

はじめに

”学生の挑戦を支援する”事がAri Kiri mediaのコンセプトなので、まずはメディア運営の筆者から、学生時代の挑戦を共有させて頂きたいと思います。

学生時代、筆者は間違いなく優秀な部類の学生ではありませんでした。
学業成績が良かったわけではないし(3回留年してますし…。)、インターンシップや学生起業、インカレ優勝、名門海外大への留学等、華やかな実績もありません。

それでも、腹を決めて努力する事で人生を変えることは出来るのです。

1朗3留と落ちこぼれ人生を歩んできた筆者が、気持ちを入れ替えて努力し、外資系コンサルティングファームに入社するまでを振り返ります。

皆様のキャリア戦略の参考になれば幸いです。

本当にダメ学生だった

いうても外資系コンサルティングファームは狭き門です。

「留年したけど、実は元々何かしらの実績があって外資の内定を獲得したんでしょ?」って思ったあなた。
今回は少し違います。

狭き門を通るためにめちゃくちゃ努力しましたが、普通の人が出来ないような突飛な事は一つもしていません。
端的に言えば、勉強をめちゃくちゃ頑張っただけです。

1浪3留の圧倒的不真面目さを醸し出す肩書通り、私の学生時代は意識低い系です。
某掲示板サイトの留年板風にいえば、+4です。

留年理由も、海外留学や起業等の志の高いものではなく、普通に勉強ができず、普通に留年してしまいました。

前述の通り、学生時代は、海外の長期留学はしていませんし、ベンチャー企業の長期インターンの経験はありません。
ましてや学生団体を立ち上げたりですとか、起業したりといった経験もありません。
加えていうなら、世界一周もしてないですし、インフルエンサーでもありません。

ガクチカはアルバイト。。。

学生時代に一番頑張ったことといえば、居酒屋でのアルバイトです。

筆者はよくあるテンプレート系の大学生に近しいと、自分でも感じております。
地方出身で上京してきたので、サークルや大学の授業形態もよく知らず、大学に内部生がいることさえも知らなかったのです。

入学式のときに、一部の人が仲良さそうに話しているの見ていて、「みんなコミュ力高いなー」と思っていました。

高校時はバスケットボール部だったので、バスケットボールサークルに入ったり、サークルの友人紹介で彼女ができたり、最初は遊ぶお金欲しさに塾講師や居酒屋のアルバイトしたり等、本当にいま思い返しても、一般的な大学生活だったと思います。

普通の大学生と違うところは、3回留年を経験してしまったぐらいです。。。

そんなできの悪い私でも、就活時には、3社から内定を獲得しました。
そのうち2社は外資コンサルティングファームです。

今回は、こんな普通よりできの悪い私でも、”頑張れば外資コンサルティングファームから内定もらえますよ”ということが伝わり、それなら自分も!と思う方が増えれば嬉しく思います。

怠け者な自分でも頑張れるようにする

これを読んでいる方は、留年している、又はしそうな方だと思っているので、それを念頭に書いていきます。

筆者の体験から、そんな方々は、生活習慣が悪かったり、自主休講が多かったり、比較的怠け体質な方だと確信を持っていえます。

~~もう既に読む気が起きなくなっているぐらい集中力がない方かと思います。~~

ここで、「良い生活習慣を身につけて、怠け者の体質を直してください!!」と言いたいところですが、それで直せたら苦労しません。
私もそうでしたので、確信を持って言えます。

長年の習慣をそんなに簡単に変えることができれば苦労しません。
そこで私はどうしたかというと、
自分は非常に怠け者であると自覚し、そんな自分が怠けないようにすれば良いか
を真剣に考えました。

そして、過去の自分の経験上、強制力が働く環境に追い込まれれば、頑張れる性格であると考えました。
自分で自分を追い込めず、締切間際に追い込まれて初めてスイッチが入る火事場のクソ力タイプという事です。

そして、自分が”頑張ることを強制させる仕組みがあれば良い”と閃きました。

当時強制退学がかかった、大学3年生だった私は、
1. ともかく今年度は、頑張れる仕組みを強制的につくる!
2. それで頑張ったら、進級も就活も上手くいく!(たぶん)
と浅はかに考えてましたが、結果的にそれが功を成すことになります。

意識高い団体は、やっぱり凄い

自分に頑張ることを強制するために、まずは勉強で意識が高いようなゼミに入ろうと思いました。
周りが必死に勉強していれば、雰囲気に染まって自分もやらざるを得なくなるだろうという発想でした。

ここで1つポイントなのが、その意識高い団体に入ることを、周りの友人や両親に言うことです。
恥ずかしいですが、後には引けない強制力が働くのでオススメです。
どうせならSNSに投稿して宣言しても良いのではと思います。

私の大学では、めちゃくちゃ意識高い人たちが、学部関係なく集まるゼミが1つありました。

主に金融について学ぶのですが、そのゼミに入るために、選抜試験が行われます。
そこで全体の20%ぐらいを絞り込みます。
しかし、選抜はそこで終わりません。

春学期は基本的に競争となります。
毎週課題本が2冊出され、そこから毎週2つの小テストが出題されます。
小テストが60%未満を切ると足切りになります。
また授業中に先生から当てられ、2回連続で答えが詰まると、予習不足と見なされ足切りになります。

それ以外に毎週3,000字の書評を書き、且つ春学期最後には10,000字の論文を提出します。

それらすべての総合点を加味された上で、秋学期に残る人が決められます。
これは”エグい”ということで、ここで生き残れば、絶対進級も就活もすべて上手くいくと考えてました。

何とか選抜試験を突破し、初めてのゼミ同期の自己紹介時に、みんなの意識の高さに圧倒されました。

曰く、

将来は日銀総裁になるために、本ゼミで学んだことを生かしたいと思います。
外資系の投資銀行に行き、No.1バンカーになる足掛けとして、まずはこのゼミで頑張ります。
IMFか世界銀行で、世界で活躍できる人材になりたいです。

…。

自分を追い込むためだけにゼミに入ったため、周りに比べて圧倒的に金融に興味がなかった私は、非常に恥ずかしい思いをしたのを覚えています。

しかも、ゼミってもう少し和気あいあいとしたものだと、想像していたのですが、春学期が基本的に競争になるため、みんなギスギスしてます。
特に先生との問答で、場合によっては足切りになるので、授業中の緊張感は半端なかったです。

このような意識がひたすら高い環境のおかげで、次第に他の科目の授業もちゃんと勉強するようになっていきました。

この究極に”エグゼミ”な環境に身を置くことにより、勉強する習慣がついたのだと思います。

何の根拠もなく、やればできる子だと昔から脳天気に信じてやってきたからか、追い込まれたときの火事場のクソ力が発揮できたからか分かりませんが…。
なんとか春学期を無事生き残ることができました。

もちろん同様に他の科目の勉強も順調で、進級の方は問題ないという確信を得て春学期を終えることができました。

留年者のサマーは絶対内定

春学期が終わりに差し掛かるところで、各社サマーインターン選考が始まっていました。
相変わらず、”エグゼミ”で時間がなかった私は、サマー選考は徹底的に効率的に行おうと決めていました。

また自分は+4なので、そもそも普通の大手日系企業は通らない自信があり、冬から春の外資系の選考で内定を取らなければ、”無い内定”も全然あり得ると考えておりました。

実際にサマーインターンで、日系の大手銀行、証券、総合商社、はすべて書類で落ちました。
ちなみにその書類は、外資の投資銀行やコンサルは共に通っているのです。
やはり日系企業は多留には厳しいのだとその時本当に実感しました。

従って、自ずとサマーインターンをする企業の軸としては、
1. 内定を絶対に出す企業
2. こんな自分でも内定が出そうな企業
を考えていました。

サマーで1つ内定をもらっておけば、最悪の状況は避けられるし、今後の選考も変に緊張しなくて済むだろうと思いました。

採用数が多いとこで勝負する

当時は、メガベンチャー企業が、サマーインターンで無制限採用しますとか言ってたので、結局そこのサマーインターンに行く事にしました。

他にもいくつかサマーインターンに行けたのですが、日程の都合上、どうしても選ばなければいけなくなりました。

先にあげたサマーの軸の通り、他のサマーインターンは、「そもそも内定が出るか怪しい」、又は「ごく一部の超優秀層でしか内定をもらえない」との情報があったので、それらは切り捨てることにしました。

内定の難易度は、候補者数倍率と候補者母集団の優秀さで決まります。

後者の方は正直判断が難しいです。
なんといっても、あなたがサマーインターンで会う人たちが、すべての候補者ではないからです。

反対に候補者数倍率は想像がつくかと思います。
というのも企業の採用数は、広報や採用ホームページ、就活掲示板などを見ればある程度わかりますよね。
従って、分母の採用数が多ければ多いほど候補者数倍率は想像できると思います。

特に+4で、後が無かった私は、サマーでは絶対に内定が出るようなとこで勝負してました。

そのおかげでサマーでは無事内定を1つ頂き、冬から春への外資の本選考で、本当に行きたいとこだけに絞って対策ができるようになりました。

実は、コンサルティングファームはちょろい

サマーインターンで無事内定を持っていた私は、本当に行きたい数社だけを受けました。
特にコンサルティングファームの対策は非常に簡単でした。外資就活ドットコム等の就活サイトを見れば一通り対策が書いてあるので、それを基に勉強しただけです。

何が一番ちょろいかというと、外資コンサルティングファームの面接はどこも画一的なところです。
絶対に面接ではケース面接が出ます。
そのケース面接ができれば良いので、非常に簡単だと個人的には感じてました。

他の企業では、会社の方針に合った人材であるかどうかの判断が下されます。志望度や、会社にずっと在籍してくれるかどうかも見られているでしょう。
そして自分でもよく分からない理由で落とされたりします。

しかしコンサルティングファームは違います。
ケース面接ができなければ絶対通らないですが、できさえすれば絶対通ります。

最近では、ケース面接の有用性に疑問が持たれ、Google等ケース面接を廃止する企業が増えているそうですが、コンサルティングファームは、いまだにケース面接至上主義が根強く残っていると感じます。

そしてこのケース面接の対策は、時間をかけたらかけた分だけ、成果が出ます。
要するに受験勉強と同じです。

当時の私は”エグゼミ”のおかげで、定期的な勉強習慣がついていました。なのでコンサルのケース面接対策も1ヶ月前から、日々数時間ぐらい勉強しました。

その勉強のおかげで、難なく外資コンサルティングファームに内定を2つ頂きました。

おわりに

以上が1浪3留したできの悪い私でも、外資コンサルティングファームに内定をもらえた背景です。

ここで読者から、「結局筆者の地頭が良かったからではないの?」って思われるかもしれません。
そこは大手を振って否定しておきます。

私はどちらかというと頭が悪く、効率の悪い人間です。

それを時間をかけるという努力によってカバーしてきた人生だと個人的には思っています。

中学生の頃は、テスト期間にちゃんと勉強して、学年300人中の順位は150番目ぐらいでした。
中学3年生の夏頃から塾に入り、1日12時間以上勉強する習慣をつけ、学年順位6番まであげました。

また高校では常にクラス順位が最下位でした。
高校3年時の夏の模試時点で偏差値35で、志望大学を”東大”と言ったら塾の先生ブチ切れられたこともあります。
そこから、浪人を含め1年と半年間毎日15時間以上勉強し、何とか偏差値65以上の大学に入れました。

私はすべてにおいて時間をかけており、強制的に時間をかけられる仕組みを作り、習慣化し、目標を達成させてきました。

今回も、先に意識高い団体に入り、勉強する習慣をつけました。そこでケース面接対策という、時間と成果が比例するような環境で勝負し、無事コンサルの内定を取ったのだと感じています。

目標をきちんと定め、それに向かって腹を決めて努力する事で大抵の事は成し遂げられると信じています。

皆様が目標を掲げて挑戦する事への参考に少しでもなれば幸いです。