悲しむ人

留年マスターが送る、留年回避の禁じ手(1/2)

はじめに

本コラムをご覧になっているあなた。
テストを終えて、”やばい、単位落としたかも”もしくは”やばい、単位落としそう”と焦っているのではないでしょうか。

幸運にも期末試験前にこの記事を目にしていたら、Ari Kiri noteを使って今すぐ勉強しましょう。
諦めたらそこで試合終了です。まだ間に合います!

幸運な方はさておき、気を取り直しましょう。

筆者は留年を何度も繰り返し、様々な留年回避方法を試しました。
だからこそ分かる、期末試験後に有効だと思われる方法論を伝授します。

長々コラムなんて呼んでる時間ねーよ?
落ち着け

留年回避は戦略的に実行しないと成功率が下がります。
逸る気持ちを抑え、本コラムを読み込んで、まずはきちんと留年回避の戦略を立てましょう。
1日くらい準備する時間はあるはずです。

長文なので2部構成にしています。

魔法など存在しない!

はじめにお断りさせて頂きます。
確実に留年を回避できる魔法など存在しない!

留年回避の禁じ手と言っておいて申し訳ない。
とはいえ、当たり前っちゃ当たり前ですね。

本来、ちゃんと授業に出席し、しっかりと勉強し、学問修めて初めて単位が与えられます。
楽してサボったつけが回ってきたのであれはそれは自己責任なのです。

その事を肝に銘じてください。

その上で禁じ手に手を出す覚悟がある方には先を読み進めて頂ければと思います。
すべての禁じ手を実行すれば、筆者の経験上30%程度は留年を回避できるはずです。

禁じ手とは何か

前置きが長くなりましたが、本題の禁じ手に入りましょう。
結論から言えば、”禁じ手”とは他ならぬ”教授説得メソッド”です。

”恥ずかしい”、”そんな事したくない”という方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的に他に手段はありません。

なぜなら大学の単位付与は教授が決めるものだからです。
そしてその判断材料は試験やレポートです。

本コラムをここまで読まれているあなたはというと、試験もレポートも”やばい”という認識のはずです。
”単位がやばい”とは、教授に判断材料として、”まずいもの”を提供している状況のことを言います。

試験もレポートの結果は今から変えることはできません。
過去は変えられないのです。未来をみましょう。

未来を変えるためには、判断主体たる教授に直接アプローチし、判断を変えてもらうしかないのです。

一応、他にも禁じ手はありますが、成功率は非常に低いため、教授説得メソッドから実行しましょう。

禁じ手の前に:己が状況を知りて一歩目

禁じ手を実行すると行っても、実際に教授に会いに行く前にやる事があります。
それは、そもそも今”どのくらいやばいのか?”を明確にする事です。

漠然と”やばい”と言っていてもアクションに繋がりません。
現状を正確に把握しましょう。

まず、今現時点で”どのくらいやばいか”が明確にならないと禁じ手もクソもありません。

大学・学部・学科の定める進学条件を満たさない場合に留年が決まります。
まずは進学条件を調べましょう。
進学条件は、必ず履修案内に書かれています(呼び方は、大学によってまちまちですが)。

コラムを読み終わったらすぐに「”あなたの大学名” “あなたの学部” 履修案内」でググりましょう。
大抵どの大学もWeb上で、履修案内が見られる環境にあります。

進学条件を確認したら、履修している授業で下記のような簡単な表を作ってください。
重要なのは、”どの授業は落としてはいけないか””どの授業は落としそうか”を明確にし、優先順位をつけることです。

履修表
※説明のために勝手に作った履修です。

ちなみにこの人はだいぶやばいです。

戦略的に禁じ手を使う

察しの良い方はお気づきかもしれないが、上図は、“説得すべき教授の優先順位表”です。

下記の図のように左からZの字を描くような、優先順位となっています。これらの授業の担当教授を説得しに行きましょう。
一発OUTにならない授業は一旦忘れましょう。

説得表

ただここで早まってはいけません。
特段の約束もなしに教授に会いに行こうとしているなら、それは得策ではありません。

逸る気持ちを抑えてください。
教授も人の子です。

いきなり会いに来られ、しかも「試験ができなかったから単位をくれ」という輩には、正直うんざりすると思いませんか?。

ちゃんと手順を踏んで教授を説得する事が重要です。
お願い事をする時は相手の気持ちになりましょう。

教授も人の子

あなたに好きな人間、嫌いな人間がいるように、教授にも好きな人間、嫌いな人間がいます。
最初のコミュニケーションで、嫌いな人間と認識されてしまうと、このあとの説得は上手くいきません。

例えば、小中学生の頃、試験の成績は大して良くないのに、内申点だけは良い友達はいませんでしたか?

あなたはその子に対してきっと、”先生に気に入られてるから内申点が良いんだ”と思ったことはありませんか?
そうです。その通りなのです。

その子は”先生に気に入られているからこそ”内申点が良いのです。
例え大学という場所でも同じことが起こりうるのです。

筆者は在学時代、第2外国語でフランス語を専攻していました。
仲の良い友達と、毎週の小テストや中間試験の成績をいつも見せ合っていました。

2人とも単位が取れるかギリギリの点数でしたが、筆者は毎回その友達より低い点数でした。

しかし筆者の友達は教授に対するコミュニケーションが苦手で、何かとその教授に怒られていました。
一方で筆者はニコニコしていただけですが、その教授には気に入られてました。

いざ期末試験が終わり成績が開示されると、友達は評定”不可”、筆者は評定”良”の上から2番目の評価でした。
筆者は期末試験を含めすべての試験において友達より点数が低かったのに、です。

もちろんシラバスの評価基準には、”毎週の小テスト 20%、中間試験 30%、期末試験 50%を評価基準とする”としか書かれていません。

あなたにも、似たような経験はありませんか?
今一度教授は”あなたと同じ好き嫌いのある人間”ということを認識してください。
教授に気に入られるようなアプローチを取ることが重要です。

丁寧にアポ取り

第一印象で嫌われては負け戦です。
丁寧に印象良くアポイントメントを取りましょう。

教授とラインやSNSでつながっていても、一番無難なメールで連絡を取りましょう。

一番やってはいけないことは、”留年回避のために連絡している”と思わせるような連絡を取ってしまうことです。

「あれ?留年回避の懇願をしにいくために、連絡するのではないの?」と思っているあなたは、まだ禁じ手の免許皆伝は先です。
馬鹿正直に留年回避の懇願をしに行って成功する確率は、筆者の経験上はほとんど”ない”に等しいです。

筆者が最初に留年回避を試みたときに、失敗したパターンです。
会う教授すべてに嫌な顔をされて、聞く耳をそもそも持ってくれません。

筆者の仮説ですが、恐らく留年回避のために、馬鹿正直に懇願する学生は毎年そこそこな人数いるのではないでしょうか。

教授も毎年、懇願してくる学生を見ているので、”また留年しそうな人が相談しにくるのか”と溜息をついているはずです。
そんなうんざりした気持ちの教授であれば、留年回避の懇願を受け入れることは難しいでしょう。

それでは、どうすればよいのか?。
ここからが留年マスターの知恵の詰まった禁じ手のポイントです。

”教授に気に入られるアプローチ”を考えるために、教授の立場に立ってみましょう。
あなたが先生や教授の立場になったときに、気にいる子はどんな子ですか?

可愛い学生、かっこいい学生、愛想の良い学生、元気な学生…。
これらの要素を気にいる先生や教授は確かにいます。
しかし教育者として、共通で気にいる要素はやはり“勉強を頑張っている学生です。

自分の授業に興味を持ち、学問を探求しようとする心意気に先生や教授は心動かされるのです。

あなたは飽くまで教授の授業に興味を持ち、さらに勉強を頑張りたい学生として認識されるように心掛けてください。
これが教授に気に入られるアプローチです。

具体的には、下記のメール(例)のような文面を用意してください。
ポイントは飽くまで、今回の授業についてもっと深掘りをしたいという欲求を見せることです。


「件名:XX授業におけるご質問」

〇〇先生(又は教授)
突然失礼いたします。

〇〇学部〇〇学科2年で○曜○限「XXX」の先生の授業を履修しております、佐藤と申します。

学籍番号はXXXXXXでございます。

今回は期末試験が終わりましたが、特に先生の授業のXXについては、個人的に深く理解ができたと
感じております。

一方で、期末試験では、浅くしか出題されませんでしたが、〇〇の分野については個人的にもう少し深く学びたいという気持ちがあります。

そこで〇〇につき、少しわからない部分がございますので、直接ご質問できればと思い連絡いたしました。

また、期末試験で少し不安があった、△△の問いの類題についても、自分なりの回答を用意してみた
のでそちらも見て頂ければ幸いです。

お忙しい中恐縮ですが、直近でご都合の良い時間をご教示頂ければ幸いでございます。

以上宜しくお願い申し上げます。


ポイントは、”自分は期末試験だけじゃ物足りない、もっと勉強したいんだ”ということをアピールすることです。

おわりに

アポ取りの段階から、留年回避に向けた戦は始まっています。
ここで悪印象を持たれた瞬間敗北が確定します。
とことん気に入られる、勉強したい学生を演じましょう。

少し長くなってしまったので、今回はここまでとします。
次回は、実際に教授に会うまでの準備と、会った際のコミュニケーション、番外編留年回避術をお伝えできればと思います。

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